月島のハゼ(後編)
- 代表スタッフ まつき
- 2015年8月4日
- 読了時間: 3分
この日は朝から天気も良く、昼間一時だけ小雨が降りましたが、すぐに止みました。朝10時頃から途中お昼休憩をはさみ3時までの約5時間の釣りタイム。
釣果は~、、、ドンドンドン、、、100匹!たくさん釣ったのね。。(さばくの私、汗)
釣っている最中もどんどん写真のようにジップロックの中へ入れていきます。釣ったものは一度バケツで保管。しばらくして溜まってきたら、一度に全部クーラー内のジップロックの中へ。
日中の気温が35度を超える暑さですので、バケツ内の水の温度はすぐに上昇するので、来る途中に買った氷をバケツに投入し、温度の上昇を極力防ぎます。


楽しかったね。また一緒に来ようね。今度は9月頃かな?大きくなったハゼを釣ろうね。そんな約束を交わして帰路へ。

ちょっと疲れたようで月島の駅に向かう途中「歩けなーい」と泣き出しました。。グスン
でも電車内で一眠りした後の地元の駅ではこの通り。睡眠は大事ですね。

さぁ、ここからが本番です!釣った魚を調理しているところをしっかりと子供に見せるのです。
まず、「ドリップシート イイナ×ジップロック」の効果を確認。

帰宅後の「ドリップシート イイナ×ジップロック」の中身ですが、ぬるぬるになっておらず綺麗。さすが。
ハゼを取り出した後の「ドリップシート イイナ」のフィルム面ですが、綺麗。魚から出る水分が逆流していない証。

外側はこんな感じ。やはりドリップは出てますね。薄ピンク色や黄色が付いているように見えるところは血液だったり、校門から出た糞だったり、内臓の液だったりと色々です。これらは全て鮮度低下の原因になります。

ではこれからさばいてまいります!
作るのは「ハゼの干物!(ハゼの煮干しを作ってみよう!)」です。



プロの技その1。魚をさばく際の温度管理はとても大切です。常温で放置なんてことはやりません。はい。
どんどん捌いていきます。


内臓とうろこはこのまま冷凍庫へ!ゴミ箱もこれで臭くなりません。
プロの技 その2。出来るだけ冷たい塩水で洗いましょう。冷たさは魚の身の温度の上下を出来るだけなくす為。塩水を使うのは浸透圧を利用し、出来るだけ身が水分を吸い戻さないようにするためです。手早くネ。

塩水で洗う際は、内臓部分を残さないように、指でしごくように洗います。ハゼがあんまりにも小さいのと、数が多いのとで、途中からかなり雑になりました。ごめんなさい。
身を綺麗にしたら、濃度15%くらいの塩水に約30分ほどつけます。(でも、仕上がりはかなりしょっぱかったです。そのままぼりぼり食べるならもう少し塩分控えめのほうが良いかも。つける時間を15分くらいにしても良いかも知れません。)

漬け終わったら、写真の通りに目刺(めざし)にする。

そして干す。

カラッカラになるまで干す。


われながら良い出来です!

香ばしさを出す為に軽くあぶってみました。家中に香ばしい香りが漂いました。煮干よりも上品な香りです。

荒熱を取った後に、おすそわけ用に包んでみます。(宣伝です。はい。)

どうです。この完成度の高さ。プロっぽいしおいしそうだし言うことなし!もらう方も喜んでくれますね!(宣伝です。はい。)

子供は美味しいと言ってバクバク食べてました!!「ハゼの丸干し」大成功ですね(^o^)/


出来上がりはかなりしょっぱくなってしまいましたが、もう少し塩分を控えめに作ればお酒のつまみにも美味しいと思います。
江戸前のハゼ釣りはこれからが本番!ぜひ、夏休みのお子様が暇をもてあましておりましたら、連れて行ってあげてみて下さい。
自分で釣った魚はひとしお美味しいですが、パパやママと一緒に釣った魚はなおさら美味しく感じるはずです。釣る楽しみと食べる楽しみ。それが教えられるのは釣り人の特権ですね!
「月島のハゼ(前半)」はこちら
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